1980年 |
三重県鈴鹿市で生まれる |
2003年 |
筑波大学卒業。都内の編集プロダクションに就職 |
2005年 |
「愛・地球博」(愛知万博)でアテンダントとして勤務 |
2006年 |
株式会社リクルートに入社。
『アントレ』の編集に携わる |
2010年 |
むすぶ工芸を開業 |
ご来店いただきありがとうございます。
後藤仁美と申します。
私の祖父は「伊勢型紙」という伝統工芸の職人でした。
浴衣や着物、手ぬぐいの柄を染めるための型紙を彫る仕事です。
祖父が小刀を引くと、きれいな花やかわいらしい蝶が
みるみる浮き出てくる。
幼い頃、私は魔法でも見るかのようにじーっと観察していたものです。
その様子が原風景となり、
「日本中の工芸を守り、育て、未来につなげたい」
と願うようになりました。
日本には素晴らしい工芸品がたくさんあります。
それらは各地の気候風土に合わせて生まれ、
そして人々の暮らしに寄り添いながら
長い年月をかけ進化してきた知恵の結晶です。
むすぶ工芸では、なにげない毎日の暮らしを
さりげなく豊かにする「暮らしの道具」を紹介していきます。
使えば使うほど美しくなる道具。
それら道具とともに営む丁寧な暮らし。
皆さまの日々が、さらにうるおいのあるものとなりますように。